オレノエアジャム 2000.8.26@千葉マリンスタジアム

夏の風物詩が今年もやってきた!97年、98年と仕事の都合で参加することができな かったAIRJAM。
今年こそは、と万全を期して挑んだ闘いだったが、スーパーヘビー級 の相手の大きさに飲み込まれ、100%の力を発揮することができなかった。
試合前日に呑んだくれてたのが敗因だろうか、いやそれも含めて俺のAIRJAM だったはずだ。
残念だが相手の懐が深すぎて、AIRJAMの全てを感じることができな かった。


前日から並んでいたという入場の列、「Tシャツを買いに来たのか?」と思わせる 物販コーナー、グランドでの熱気、ビールを買う列、ステージ上から見る風景、それぞれ のシーンでそれぞれのドラマがあったと思う。
3Fスタンドからは、それらのほんの1部だけれども、3万人それぞれのドラマを見ることができた。
と、冷静でいたようなことを書いているが、本当のとこは完全にテンパってて、その場その場での行動もよく覚えていない。
関西に戻ってきてから、山のようにた まった仕事を片付けながら、AIRJAMを振り返ってみると、「あん時こうしたらよかっ たな。」と思うことが多くて、とにかくそんくらいAIRJAMはでかかった!


色んな掲示板見たり、意見とかを聞いていて感じたのは、3万人いれば3万人の感じ 方・見かた・楽しみ方があるんだということ。そんなことわかりきってるんだけど、 改めて思った。
いろんな場面で不満に思った者もいれば、楽しんだ者もいる。
立場が違うと、同 じことでも全く違うとらえ方をする。
これもまた、当然のこと。
ただ、そんなバラバラの3 万人のうちのほとんどが一つになれた瞬間は、やっぱ最後の花火なんじゃないかな。


もう、だいぶ日がたってしまったが、AIRJAMを通じて思ったことなんだけど、俺はハイスタンダードのみんなとは同世代。
いつもあいつらは凄いな、悔しいけどかなわないや、と思うことばっかやってくれて、当然このAIRJAMなんか、ハンパじゃないんだよね。
BDB始まったとき、スタンドからみんなの暴れてるのを見て、心の底から 「凄ぇぇぇぇっ」って思った。
原爆や鉄アレイ、先輩達もできなかったようなことを実行に移して、たいし た宣伝もなく、メディアの力も使わず、いつか言ってた「口コミ」でここまでのことができてしまうんだから、本当にたいしたもんだと感じたわけです。
「俺はいつまでたっても何もできんけど、 彼らはどんどん成長して、大きくなっていってしまうんだなぁ。」と思い、ややヘコんでた んですが、当日いろいろ起きた問題とかを思うと、「でもやっぱ変わんないじゃん。彼らも人間 じゃん。」なんてちょっとホっとしてしまった自分がいます。
普通っていうかTVとかにでてたりするアーティストとか、存在が遠すぎて人間臭さが伝わんないけど、俺がライブに足運ぶのは、そんな部分がわかったり、曲や詩にも表れてるからなのかもしれないな。


 ちょっと話がAIRJAMからそれたけど、色々な人間がいて、アーティストも オーディエンスもスタッフもみんな人間だ。
人間って凄いな、色々なことができるんだな、色々な事感 じるんだなと確認しました。それで、あれだけのイベントやったスタッフやアーティストは もちろん苦労してるだろうし、見に行ったみんなも、仕事休んだり、宿題早く終わらせたり、 遠くから行ったり、徹夜したり、色々な苦労があったと思うんだよね。
だからこそ、3万人それぞれになんか意味があったんじゃないでしょうか?


 俺は2000年8月26日、千葉マリンスタジアムにいれたことを嬉しく思ってます。この時代に生きてて、PUNKROCKと出会って、ハイスタと出会って、多くの人 間と出会って、たくさんの仲間ができました。
来てたみんなにとってAIRJAMが、そ んな場であって欲しいなと思いました。(なんで俺が思うんだ)


なんか、抽象的な作文になってしまいましたが、ライブの模様はSSTVで観ましょう。
そんで、それぞれに感じてくれ。 最後にウェーブに協力してくれたみんな、どうもありがとう。ワハハ。


《Special Thanks》
KAZU@ElectricSummer、タカアキ&LOW@PunkFreak、サイコさん@おにぎり、 ナオサイ@DoTheSka、マサヤ@JustRockHi-STANDAD、れーらん、しのぶ、ひろぽん、 サンダー、まちこ、くらリン、サブ&弟、とびお、みやこ、ミナ、ひーちゃん、ゆう こ、よしこちゃん、D.A、aaaan、I.S.O、ヒゲオ(会えなかったけど)...
&ALL AIRJAM2000 STAFF!