オレノエアジャム AIR JAM 2011 @横浜スタジアム

チケット争奪戦に敗れ、ほぼ諦めていたけど奇跡的に行けることになった。
結論から言うと行けて良かった。本当に良かった。もしも観なかったら一生後悔してたと思う。



多くのバンドが素晴らしいライブを見せてくれて、AIRJAM2011全体が素晴らしいフェスティバルになったんだけど、Hi-STANDARDの事しか書きません。すいません。



前夜全く眠れないまま、関空から朝一の飛行機に乗った。
近づいていた台風もそれて、良い天気だった。
Hi-STANDARDがデカイことやるときは神がかり的な奇跡が起きる。
1999年のフジロック。(参加してないけど)
直前まで降っていた雨がやんだ。
Mosh Under The Rainbow演奏中に虹が出た。
今回の天気もHi-STANDARDが呼び寄せたものだと思う。


当日の仕込みは、
'95GROWING UPツアーTと自作のJRH−Tの2枚重ね。





横浜スタジアムに到着して仲間とも再会した。






それぞれのバンドがそれぞれの表現で、AIRJAMへの、Hi-STANDARDへの思いをステージにぶつけていた。
だけど、今日はHi-STANDARDが観たい。(TOSHI-LOW風)
俺はHi-STANDARDを観るために来た。




オレノエアジャム


AIRJAM2000の時書いたライブレポートのタイトル。
今回、どうしてもAIRJAMに参加したらやりたいことがあった。
それがオレノエアジャム。
オーディエンスとして盛り上がる事。
2000年に続き、スタンド席でのウェーブ。
汚いマスクを引っ張り出して(ある意味仕込みだなw)久々に被った。



3年程前、1ヶ月くらい咳が止まらず喉をつぶした。
昔はバンドでボーカルやっててダミ声出しまくっても平気だったのに、
カラオケ行っても1曲歌ったらまともな声が出なくなった。
大声出したらすぐに声がでなくなる。
だけど、大声で何回もかけ声かけてウェーブ起こした。
どうしてもやりたかった。
ブライアンに先にやられたくなかったw
最初のインターバルではうまくいかなかった。
3ブロック位しか進まなくて諦めた。
Hi-STANDARD前のインターバルは静かで、既にかれていた声でもみんなに伝わった。
何回かやったら、みんな一緒に大きい声出してくれた。
みんなが一つになった。
綺麗なウェーブが何回もスタンドを往復した。


東北の街を飲み込んだ最悪な津波ではなく、
みんなの思いの詰まった最高の津波だった。



協力してくれたみんなありがとう。楽しかった。




Hi-STANDARD


俺の人生を語る上で絶対外せないキーワード。
今まで何回も語ってきたけど、いつまでも変わらない金ピカの存在。
初めて出会ったのは1995年。
最後に観たのは2000年8月26日。
千葉マリンスタジアムで行われたAIRJAM2000。


11年


転職、結婚、さすがに11年で色んな事があった。
ライブにもなかなか足を運べていなかった。
Hi-STANDARDを通じて知り合った仲間とも疎遠になっていた。
歳もとった。


でも、
又、ライブに参加させてくれた。
仲間とも再会させてくれた。
若返りはしなかった…。


11年の空白は埋まった。というか11年の歳月を感じなかった。
あの頃の続き。
ちょっと久しぶりに会う仲間と、ちょっと久しぶりにHi-STANDARDのライブを観た。


あの頃と同じ空気、同じ雰囲気、同じ音。
全てが変わらないまま感じることができた。





9・18 ハイ・スタンダード AIR JAM。届け!!!



3月の大震災。
Hi-STANDARDなら届けられる。
もし、活動休止していなかったとしても、AIRJAM2011は同じ目的で開催されていただろう。
俺も参加しただろう。だから、空白など関係ない。
あの頃の続きなんだ。


もし、横浜スタジアムに行っていなかったら、俺に続きは無かった。
冒頭に書いたように一生後悔するところだった。


Stay Gold
My Heart Feels So Free
Summer Of Love
close to me
Dear My Friends
Wait For The Sun
Teenagers Are All Assholes
Fighting Fists, Angry Soul
Can't Help Falling In Love
Starry Night
Brand New Sunset


また聴けた。ぶっちゃけ何でも良かった。
俺には何となくしかわからないけど、セットリストの全てに意味があるはず。
いつか健くんが言ってた。


「演奏がMAXで納得なライブと、ハートがMAXで納得なライブがある。」


今回は間違いなく後者だろう。
11年の空白があったからこそ、全く変わらないHi-STANDARDが観れた気がする。


3人の中で一番楽しんでいるように見えたナンちゃん。
3人の中で一番緊張してるように見えた健くん。
3人の中で一番落ち着いているように見えたツネちゃん。
3人とも気持ちがめちゃくちゃ入ってたように見えた。


Brand New Sunsetの最後、健くんのアルペジオがすごく長かった。
俺には、健くんが「まだこの時を終わらせたくない。」って思ってるように見えた。



ここから始めよう!


Hi-STANDARD
AIRJAM
9・18
復興
始まる
Start Today





帰りの飛行機の中から観た富士山が素晴らしかった。
この美しい日本。がんばろう。



SPECIAL THANX!
タカアキ&みさ、あい、まさやん、サンダー、ひろぽん、おのっち、サイコさん、れーらん、しのぶ&哲ちゃん、イバちゃん、はるこふ、LOW&ファミリー、タカ@BURL、ケンタロウ、PiZZA OF DEATH RECORDS、全ての出演バンド、関係者の皆様、ウェーブ参加してくれたみんな、嫁&ティグレ&アップル。